- 投資を始める際に大事なことは何?
- 投資初心者が失敗を避けるのに必要なことは?
- 投資は勉強をするより実践が大切?
投資を始めようとNISA口座を開設したものの、何から始めたら良いかわからず、運用を先延ばしにする人は多いです。投資は少しでも早く始めた方が良いとわかっていても、実行するのはハードルが高く感じるものです。
この記事では、投資初心者が抑えておくべきことを解説します。この記事を読めば投資の失敗を最小限に抑え、投資を開始する一歩を踏み出せます。
投資初心者はNISAを活用し、つみたて投資枠対象の投資信託から始めるのがおすすめです。生活費の3〜6ヶ月分程度の、緊急時に備える資金を確保してから投資を始めましょう。最初から手持ち資金の全部をつぎこまず、月5,000~10,000円程度から始めましょう。
投資初心者が抑えるべきポイント
投資はギャンブルではありません。投資初心者はたくさん増やすことより、失敗を最小限にし長期で続けられる方法で行いましょう。投資は「長期・積立・分散」が基本です。お金を早く増やしたいためにリスクが高い商品につぎ込んでしまうと、大きな損失が出た際に投資を続けられなくなります。
投資初心者は目的と目標を明確にしよう
投資の目的や目標を明確にしましょう。投資は長期で行うことが原則です。長期の基準は15年以上が目安です。例えば20年後の老後資金を1,000万円貯めたい、15年後の子供の教育資金を500万円貯めたいなどの目標を決めましょう。
目的や目標額がはっきりしないと、投資商品の価格下落時に不安になりやめてしまう人が多くいます。長期の目標をしっかり立てれば、一時的な下落の際も目標のために再び上昇する時期を待つことができます。
投資初心者は余裕資金で少額から始めよう
投資は当面使用する予定のないお金で始めることをおすすめします。生活費の3〜6ヶ月分程度の、緊急時に備える資金を確保してから投資を始めましょう。
緊急時の余裕資金を確保しても手持ちの貯金を投資に全部つぎこむのはやめましょう。預金は元本保証がありますが、投資は価格が上下し元本保証もありません。価格が上がればうれしいですが、一時的に大きく下落する可能性もあります。自分が投資している商品の価格が下落すると損失が膨らむことを恐れて売りたくなる人が多くいます。
価格の変動に慣れるまでは5,000~10,000円程度から始め、慣れてきたら投資額を少しずつ増やしましょう。
正しい投資情報を見極めよう
投資は自己責任のため、自分で勉強し正しい投資情報の見極めが重要です。
ネットやSNSで多くの情報が得られますが、正しくない情報もあります。偽の情報を見極め正しい情報を取捨選択する必要があります。サイトが金融庁や証券会社などの公的機関・信頼できる企業かなどに注意しましょう。
投資情報に「絶対」はありません。専門家になりすまし、絶対儲かるなどの断定表現には警戒が必要です。投資初心者は正しい情報を活用し長期展望で行いましょう。
リスクを理解し投資金額が多すぎないかを判断しよう
投資初心者は投資商品の下落幅を理解したうえで、投資額を決めましょう。投資のリスクとは「価格変動の幅」を指します。短期的に投資商品の価格が上がるか下がるかを予測することは、プロでも困難です。上がるかどうか分からないところにお金を出せるかが、投資の難しいところです。
自分が所有している商品の価格が常に気になるのは、投資金額が多すぎる可能性があります。価格が半分になっても冷静でいられる範囲の金額で投資をしましょう。
投資初心者は投資信託から始めよう

投資初心者は個別株ではなくインデックス型の投資信託から始めましょう。個別株は選択が難しいうえ投資信託よりリスクが大きくなります。
投資信託は1口の購入で多くの株式に分散投資ができる
インデックス型の投資信託は初心者におすすめの商品です。投資信託を1口購入するだけで多くの会社の株を購入することになり、リスクを抑えられます。
インデックス型の投資信託は、株価指数(日経平均、TOPIXなど)と同じ値動きを目指す商品です。指数に含まれる銘柄をまとめて買うイメージで、市場の平均点を取る運用方法になります。インデックス型の投資信託は、一つの商品で多くの企業に分散投資が可能です。
過去のデータでは、インデックス型の投資信託を15年以上保有した場合、運用成績がプラスになる確率が高いことが分かっています。
NISAを活用しよう
投資が初めての人はNISAを活用しましょう。NISAは2014年から始まった投資の利益が非課税になる制度です。2024年にNISAの制度が改正され旧NISAより使いやすくなりました。通常、投資の利益には約20%の税金がかかりますがNISAなら全額非課税です。税金がかからないため手元に残る金額が大きくなるため、効率よく資産を増やせます。
NISAの生涯投資枠は1,800万円で非課税期間が無期限です。投資商品を長期で保有して利益が大きくなっても税金がかかりません。長期で保有するほど利益が大きくなる確率が高くなり、投資商品を売却した時の利益がまるまる受け取れるのはとても有利です。しかもライフイベントに合わせて、必要な時に自由に解約・現金化ができます。
投資初心者は NISAのつみたて投資枠を活用しよう
NISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」がありますが、初心者は「つみたて投資枠」の対象商品から始めましょう。
NISAの「つみたて投資枠」に採用されている投資信託は3つの基本原則(長期、積立、分散)に適した初心者におすすめの商品です。国(金融庁)が定めた厳しい条件に適した投資信託が選ばれます。コストも購入手数料がゼロなど低いものが主流です。
つみたて投資枠の対象商品を少しずつ積立を続けると「長期、積立、分散」の基本に沿った資産運用が可能になります。
NISAはネット証券で開設しよう
証券口座を持っていない人は、ネット証券での口座開設をおすすめします。ネット証券の最大の強みは、店舗の維持費や人件費がかからない分、手数料が格安に抑えられている点です。
ネット証券では月100円から投資信託の積み立てが可能です。まとまった資金がなくても、日常の生活資金を脅かさずに始められます。日常生活に影響のない極小額からスタートし、慣れてきたら徐々に金額を増やすことが可能です。
ほとんどのネット証券は、NISAで買える投資信託の買付手数料がすべて無料(ノーロード)です。一方証券会社や銀行の窓口での取引では、金融機関側が売りたい「手数料の高い商品」を勧められるリスク(利益相反)がつきまといます。
ネット証券であれば、対面でのセールスや電話勧誘を受ける心配がありません。ランキングや口コミ、客観的なデータを画面上で比較しながら、誰にも邪魔されずに自分のペースでじっくりと商品を選ぶことができます。
投資初心者が失敗を防ぐポイント
余裕資金であっても投資金額は少額から始めましょう。自分が持っている投資商品の値動きが心配な場合は、投資額が多すぎる可能性があります。価格の上下が気にならない金額で運用しましょう。
投資は長期で行うのが前提です。投資を継続すれば、運用で増えた利益も元本に組み入れられる複利効果で、資産が増える確率が上がります。
投資の勉強は大事ですが、実際にやってみなければ分からないことも多いです。経験にまさる勉強法はありません。順調にいっているように見えても大きな下落相場は来るものです。常に下げ相場への覚悟が必要です。
投資をまだ始めていない方は、さっそく月5,000~10,000円で始めてみましょう。自分が持っている投資商品の値動きが気にならない金額で運用しましょう。
まとめ|投資初心者はNISAを活用し、投資信託から始めよう
投資初心者が抑えるべきポイント
- 投資の目標を決める
- 生活費の3~6か月分の資金を確保する
- NISAのつみたて投資枠の投資信託を購入
- 5,000~10,000円程度から少しずつ積み立てる
- できるだけ長く続ける
投資は順調にいっているように見えても下落相場は来るものです。常に下げ相場への覚悟が必要です。投資をまだ始めていない方は、さっそく始めてみましょう。

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